アメリカン・コメディ好きの部屋

アメリカのコメディとコメディアンが好きです。時間がある時に更新します。

TOKYO COMEDY BARに行ってきました

SNLのレギュラーメンバーだったメリッサ・ヴィラセニョールが日本でスタンダップ・コミックをやるというので、3/25に渋谷にあるTOKYO COMEDY BARに行ってきました。

TOKYO COMEDY BARは、東京初のスタンダップコメディクラブだそうです。

prtimes.jp

私はNHKの「ラジオ英会話」を挫折した程度の英語力なので、どこまで内容が理解できるか不安でしたが、行ってみたら非常に楽しかったです。

観客は9割くらいが外国人で、ノーマスクが8割ぐらい。客席も密なので、コロナが非常に気になりました。自分は飲食せず、マスクをしたまま客席で座っていたので、まぁなんとか大丈夫だったと思っています。

私が観たのは、メリッサ単体ではなく、TOKYO COMEDY BARに普段から出ている他のコメディアンたちも出演する回でした。

 

司会を務めたのは軍人をパートナーに持つ白人のゲイの男性。スタンダップの配信でよく見る観客いじりをしてました。色々なネタを披露していたと思いますが、内容を理解できたのは「日本人に『ボーイフレンドがいる』と言うと『ああ、ガールフレンドの言い間違いね』と言われる。パートナーとの2ショットを見せると『あー、いいともだちなんだね〜』と理解してもらえない」と言う話。「いいともだち」の所を日本語で「EE TOMODACHI」と言っていて「あるある」な感じが良かったです。

 

最初のコメディアンはインド系アメリカ人の男性。この方のネタが一番分かりやすかったです。理由としては「英語がゆっくり目」「日本ネタが多かった」あたりでしょうか。以下、聞き取れた内容を書いていきます。

 

・日本人は人種差別的だよね。自分はエキストラの仕事も時々しているが、インド系だとIT系の役を振られる。でも自分はアメリカ人だから、ITに強くない。

・東北出身の日本人女性と付き合って、ご家族に初めて挨拶をしに行ったら、初対面なのに温泉に入る事になった。義理のお父さんと一緒に入った。初対面なのに。

・日本はトイレがとても良い。アメリカに帰ると何回も何回もトイレで紙を使って拭かなくてはいけない。拭いても拭いてもついてくる。これではネバー・エンディング・プー・ストーリーだよ!(プーとはウンコの幼児語

後は「マイティ・ソー」ネタでソーがイギリス英語なのはおかしい、という話と、インド人はコンドームをつけたがらないが、理由は小さいから、という感じの下ネタで終わりました。ネバー・エンディング・プー・ストーリーの替え歌を会場で一緒に歌わされたのが良かったです。

 

www.youtube.comちなみに、「ネバーエンディング・ストーリー」とは、ミヒャエル・エンデの「果てしない物語」の映画化作品の事です。

 

2番目は白人女性でLGBTQの人。この方は内容がLGBTQ関係だったようで、残念ながらネタが分からなかったです。WEEDとPUSSYのみ聞き取れましたが……。スタバで働いてると言っていた気がします。

 

3番目は声が大きくて体も大きい白人男性。イケメンぽかったです。テンションが高いので「コカインはやってないよ!」と何度か言っていた気がします。ハリー・スタイルズのライブに行った、という話と飛行場のロストバゲージをセールにするネタを話していた気がしますが、詳しい内容は聞き取れませんでした。顔を真っ赤にしながら、会場全体を盛り上げようとしてる姿勢が好感持てました。

 

最後にメリッサが出てきました。聞き取れた内容は以下になります。(間違いがあるかもしれません)

 

SNLのレギュラーを6年務めたけど、色気がないので、セレブと一度も噂にならなかった。ジェイソン・モモアとの交際ネタを流して欲しいとエージェントに言ったが無視された。

・自分はSNLで初のメキシコ系。会場にメキシコの人いる?(お1人いました)

・日本に来たのは初めて。新宿御苑で昨日花見をした。カラオケに行った(正確には御苑ではなく、SHINYJUKU GARDENと言っていた気がします)。

ドリー・パートンの歌マネ。「ジョリーン」とホイットニーで有名な「オールウェイズ・ラヴ・ユー」を歌う。(「オールウェイズ・ラヴ・ユー」はドリー・パートンの持ち歌だったんですね。つい最近NETFLIXのドキュメンタリーで知りました)

SNLのアフターパーティでキム・カーダシアンと会話した話。キムのモノマネを交えながら、キムとの会話を再現する。キムとドーナツの話をした。ドーナツを持つジェスチャーをしながら、手で作ったワッカを乳首周辺に当てたり股間に当てたりする仕草。自分は色気がないのでやっても無駄、というようなジェスチャー

後は何かをググる話、マルーン5の何かの曲をディスる話、メキシコ系のおばあちゃんの話をしてましたが、細かい内容までは理解できませんでした。

 

日本のHULUには、メリッサが話題にしてたキム・カーダシアンがゲストホストになった回がまだ配信されていると思うので、興味がある方はチェックしてみて下さい。シーズン47の第2回です。

 

このキム・カーダシアンとの共演した回がきっかけで、ピート・デビットソンとキムが付き合ったそうですし、ウィークエンドアップデートのコーナーのコリン・ジョストはスカーレット・ヨハンソンとパートナーで、番組中によくネタにされています。女優のエマ・ストーンSNLの作家兼監督の男性(カイル・ムーニーのお仲間らしい)と結婚していて、SNLメンバーはスターとの交際や結婚が確かに多いですね。女性のコメディエンヌは、あまりゴシップが出てこない気もしますが。

 

メリッサに話を戻すと、NETFLIXにある「ザ・スタンドアップ」と言う配信作品にメリッサのスタンダップがありました。今、改めて見るとTOKYO COMEDY BARでやったのと同じ内容のネタがいくつか入ってました。私が聞き取れなかったレストランのネタ、ジョリーンの歌マネなど。着ている洋服(タイダイ染めのシャツにジーンズ)も似た感じの衣装でした。

 

「ザ・スタンドアップNETFLIX公式の画像を借りております。左下がメリッサです。

最後になりますが、スタンダップの合間に、司会の男性が「4/1」「アツコ・オカツカ」と何度か言っていました。アツコさんが来るんだろうなぁと思っていましたが、いろいろ忙しくて観に行けなかったのが残念です。

 

news.yahoo.co.jp