アメリカン・コメディ好きの部屋

アメリカのコメディとコメディアンが好きです。気が向いた時に更新します。

『あなたの番です』ロス 続きはhuluで?

久しぶりにドラマにはまって、ブログ記事を書きましたが、

見事に黒幕の推理が外れました。残念。

 

以下、私の感想。

 

まぁ内山が罪をかぶるとしたら黒島しかいないよね……。

黒島が赤池美里と児嶋佳代を殺した理由は

交換殺人ゲームを盛り上げたかったからかぁ……。

赤池美里には性格の悪さがバレかけてたようだけど)

 

あと、黒島ちゃんを攻撃し続けた尾野ちゃんが

黒島のターゲットにならない、と言うのも凄い。

リステリンぶっかけられても、イラっと来なかったのかなぁ。

もしくはサイコパス同士だから気にならないのか。

 

菜奈ちゃんかわいそう。エア結婚式は哀しいが

翔太のタキシード姿は『おっさんずラブ』ファンへの

サービスっぽかったな。

 

それから管理人さん、自分はすごく感じ悪い態度をとっていて

なおかつ自分から言いだした交換殺人ゲームなのに

「なんだよ!俺を殺したい奴がいるのかよ!」

となるあたり、勝手すぎて笑った。

 

南の事件については時間が足りないからか

huluで続きをやるらしい。

田宮さんのお芝居シーンに尺取りすぎだったのでは?

「劇団満員on礼」面白かったけど、関係なかったな。

 

半年楽しませてもらいました。

尾野ちゃんの黒幕は見れなかったけど、

黒島ちゃんの「内緒ね」は見れたからヨシとするかぁ。

(負け惜しみ)

『あなたの番です』最終回、私の予想 

2クール続いたミステリードラマ『あなたの番です』が

今度の日曜で最終回を迎える。

最初の方は、登場人物の多さと、犯人像が想像つかずに翻弄されたが、

終盤になって、ようやく黒幕の存在が絞られてきた。

 

最初はお遊びで、死んでほしい人の名前を書いた交換殺人ゲーム。

誰が誰の名前を書き、誰の名前を引いたのか。

交換殺人ゲームで殺された人、それぞれの犯人は誰か、

また、ゲームとは別経由で殺された通称「ほほえみ殺人」の犯人は誰か、

ネット上では考察が盛んで、最終回ひとつ手前の第19回目の放送では、

怪しい人物が数人に絞り込まれていた。

 

www.ntv.co.jp

 

誰が「ほほえみ殺人」の黒幕か、最終レース予想

 

まず、「ほほえみ殺人」の件で、主人公の翔太の妻、

菜奈ちゃんを含む5人を殺した容疑者として疑われているのが、

理系女子大生の黒島ちゃん、

ゆるふわサイコパスの尾野ちゃん、

IT系ベンチャーの江藤、

怪しい実業家の西村の4人。

 

そして、19回の放送の最後に、

翔太の相棒のはずだった二階堂が、突然、

犯人であるかのような怪しい行動をとりだした。

 

今のところ、ネットの考察では、

内山や二階堂を操っている黒島が犯人、と言う意見が一番多く、

最初から怪しさ満点だった尾野は次点、

大穴で後半から参加してきた二階堂、

と言う感じになっている。

 

私の考えでは、黒島が犯人はないと思う。

前回の記事に書いた通り、黒島は交換殺人の紙について

嘘をついていて非常に怪しいが、怪しさで視聴者を引っ張りつつ、

最後は白でしたと言う、一番注目される美味しい役だと思う。

 

私が、黒島が犯人ではないと思う一番の理由は、

ドラマの構造上のこと。

黒島が犯人だと、前半のメインの事件の

犯人と同じになってしまうから。

犯行の理由は違うだろうが、主人公夫婦と一番親しく

付き合ってたあの人と、黒島はほとんど同じ立場。

信じていた人に騙されるのは誰にとっても一番辛いが、

ひとつのドラマの中で、同じパターンの繰り返しは面白くない。

 

 

やっぱり殺人鬼はあの人しかいない

 

 

私が思う「ほほえみ殺人」の犯人は、

ゆるふわサイコパスの尾野ちゃん。

前回の記事にも書いたが、少なくとも菜奈ちゃんの

殺人は彼女以外にないと思う。

翔太に対して挑発するような偽の遺書を残したり、

翔太が菜奈ちゃんの死でダメージを受けてるのを知って、

「こわいこわい♪」とかげで喜んだり、伏線ありまくりだから。

 

また、Huluで配信されているサイドストーリー『扉の向こう』で

尾野ちゃんは「(尾野は)こわい人」と他人から証言されていたが、

黒島ちゃんは今ひとつ他人の気持ちが分からない鈍感キャラで、

これを観ても尾野ちゃん一択、と言う感じである。

 

それ以外の犯行については、黒島のストーカーである内山が、

実行したものもあると思う。(コウノタカフミなど)

内山は「交換殺人以外の殺人は、すべて

黒島ちゃんに捧げた犯行です」と告白したが、

尾野ちゃんに何かしら言いふくめられて、

他の犯行も自分がかぶって死んだのだと思う。

 

例えば、「黒島ちゃんに尊敬されたいんでしょう。

だったら殺した人数は多い方が尊敬されるよ」とかなんとか

常人には理解不能な理由をつけたのではないか。

サイコの気持ちはサイコにしか分からない(?)と言うか。

 

 

二階堂の怪しい行動は、サイコパスから大事な人を守るため?

 

 

ミステリーが好きだと言う翔太は、推理小説のオチを平気で人に話すし、

最愛の妻を亡くして冷静ではないため、探偵役としてはあまり優秀ではない。

もともと頭脳よりも体力がまさる、直感タイプ。

二階堂も、恋人の黒島ちゃんが犯人と疑われる苦しい立場だけれど、

感情的ではない頭脳派なので、尾野ちゃんの猟奇性から、

彼女が犯人であると見当をつけたのではないか。

 

尾野ちゃんは前半で翔太にべったりだったが、

自分が捨てられたと思い込み(尾野ちゃんは過去、孤児だったらしい)

翔太への態度が一変した。

「こういう捨てられ方したら、怖いから」と、犯行予告のような発言もしている。

また、二階堂と黒島が仲良くなっているのに気づいてからは、

二階堂にベタベタしだして、黒島ちゃんへの攻撃がエスカレートしている。

 

そういえば、今回、黒島ちゃんが駅のホームから突き落とされた時の

監視カメラ映像があったが、突き落とした人の服の袖が長袖のように見えるので、

これもやっぱり尾野ちゃんじゃないかな、と私は思っている。

「二の腕出しがちガール」を突き飛ばしたのは

「長袖ガール」尾野ちゃん、可能性あると思います。

 

次回予告では、二階堂は「僕が菜奈さんを殺しました」と言い、

翔太と黒島に塩化カリウムの点滴をつけさせている。

しかも「ゾウさんですか、キリンさんですか」と

菜奈ちゃんの死ぬ間際に犯人がした行動を再現しているが、

これは真犯人である尾野ちゃんの自白を引き出そうとしてるのではないか。

そもそも、二階堂には菜奈ちゃんを殺す動機がないし。(今のところ)

 

 

www.youtube.com

 

西村、江藤、田宮は何を隠しているのか?

 

次回予告で気になる西村、田宮、江藤について。

田宮は19回で黒島のDV彼氏を殺したと自白。

正義感からおこなったが、過ちを償いたいと言った。

しかし、まだ何か隠してそうなのだ。

 

田宮は、黒島のDV彼氏を殺したが、

その後、新聞記事で彼氏の名前を知り、

交換殺人で自分が引いた名前と同じだと気づく。

と言うことは、黒島が書いた紙を自分が引いた訳だ。

その後、マンション内で別の殺人が起こった時

赤池夫婦や児嶋佳世)に、黒島が交換殺人したのでと

疑うが、確認できずにビクビクしていた。

おそらくこれが田宮の秘密。

(しかし、そうすると黒島ちゃんと「内緒ね」は

してない事になるな……)

 

 

西村は管理人がらみで事件に関わっている。

麻雀仲間だったから、金銭トラブルでもあったのか。

誰が書いたか分からない「吉村」と言う紙は

おそらく管理人が「西村」と書こうとして間違えたか、

字が汚くて石崎が読み間違いしたかのどちらか。

 

また、管理人が死んだ時、西村は管理人の近くにいた可能性がある。

ネットの考察で、「管理人はアンテナケーブル

のようなものに引っかかって落ちてきたのに、

その時刻に、西村はテレビを見ていたと言っていた。

これは嘘だから、西村は管理人の死に関係がある」

と言うのを読んだが、これは正解だと思う。

 

江藤は出番も少なく、推理するほど情報がないが、

赤池おばあちゃんと妙に仲良しなのと、

GPS機能を使って尾野ちゃんの位置情報を把握してた事、

赤池おばあちゃんの施設でもGPSの位置情報を確認してる

シーンがあるため、ひょっとすると赤池おばあちゃんを、

交換殺人から守ろうとした善人かもしれない。

 

 

前回の記事で、赤池夫婦の事件をこう推理したと思う。

黒幕は、交換殺人ゲームで、死んで欲しい人に義母の幸子の名前を書いたと

思われる赤池美里に「幸子を殺してあげるから協力しろ」と言い、

誕生日会を開かせた。美里がやけにうわずった声で

「私でぇす!」と言うのは犯行を前に緊張していたからだろう。

美里は、吾郎を幸子が殺される時の証人にして、

自分のアリバイを確保したかったのだと思う。

美里が部屋の電気を消して暗くなったところで、

犯人は室内のどこからか飛び出して、幸子は殺さず、

美里と吾郎を殺したのではと書いた覚えがある。

 

この犯人は西村と江藤では、と書いた気がするが、

江藤は関わっておらず、管理人と西村が事前に共謀して計画を立て、

管理人が死んだ後に、西村が実行したのかもしれない。

管理人と西村は直前に仲間割れして、管理人だけ死んだ、

と言うのがしっくりくる気がする。

 

 

以上が私の予想。半分くらいは当たってると良いなぁ。

 

 

黒島ちゃん黒幕説は単純につまらないと思うので、

(ストーリーとしても大役をになう女優さんとしても)

尾野ちゃんの怪演を期待してます!

『あなたの番です』にハマる。黒島ちゃんの謎が解けたぞ!(断言)

ここ数ヶ月、ドラマ『あなたの番です』に、どハマりしていた。

マンションで起きる連続殺人事件を追うミステリーだが、

ちょいちょいコメディ要素が入っていて面白い。

(例えば、袴田吉彦が、袴田吉彦に似ていて迷惑してる

一般人役と袴田吉彦本人の二役を演じる、など)

 

www.ntv.co.jp

 

ネット上では、ドラマの考察が盛んで、私も某掲示板のコメントを見たり、

ネットの記事を時々読んだりしていたが、某掲示板では

「黒島が犯人、絶対怪しい」という意見をよく見かけていた。

 

黒島というのは殺人の起こるマンションに住んでる女子大生。

ドラマの原案者である秋元康プロデュースの、乃木坂46にいた西野七瀬が演じている。

理系女子で可愛らしいが、華奢で薄幸な雰囲気もある役どころ。

この黒島がなぜ怪しく見えるのか、一番の理由は

「引いた紙と書いた紙がどう考えても嘘」だから

 

このドラマ、そもそもの発端は、

「マンションの住民同士、殺したい人の名前を書いて交換しましょう」

という物騒なもの。そこから「交換殺人ゲーム」が始まり、

大勢が死ぬ、という話である。

「交換殺人ゲーム」のルールは、自分の殺してほしい誰かの名前を書き、

その名前を書いた紙を引いた人が殺す。自分の殺してほしい人を誰かが殺したら、

殺してもらったお礼に(?)自分の引いた紙の名前の人を殺していく、

と殺人が連鎖していく仕組み。

 

問題の黒島の紙は、書いた名前が「早川教授」で引いた紙は「織田信長」。

しかし、他の住民で「早川教授」を引いた人も、「織田信長」を

書いた人もいなかった。誰かが嘘をついている、という訳だ。

 

 

黒島の不自然な言動を検証していこう。

 

1、「早川教授」の命の心配を黒島が全然していない事。

 

このドラマ、誰にでもある「あんな奴、死んじゃえばいいのに

と思う気持ちをうま〜く利用している。

誰かの名前を書いて、その人が本当に殺されてしまったら、

人はどう行動するのか……というのがポイントだ。

原田知世演じる主人公や、生瀬勝久演じる田宮などは、

つい書いてしまったが、本当に殺されると困る」と言って、

名前を書いてしまった人に「危ないよ」と忠告したり、

紙を引いた人に「絶対殺さないで」と頼みにいくシーンがある。

ところが、可憐な女子大生の黒島には、そういうシーンが一切ない。

 

早川教授は実在しないのでは? とも思われたが、

同じ大学の先輩が「早川教授? あー、クソ野郎なので、みんな嫌ってますね」と

証言しており、またこの証言によって

「今のところ早川教授は殺されてはいない」という事も推測される。

紙に名前を書かれた他の人はガンガン死んでるのに、黒島、随分冷静だよね?

 

 

2、「織田信長」……って誰なのよ?

 

このゲームの中で、探偵役をつとめるのが、

原田知世田中圭の年の差カップル。

2人はミステリー好きが縁で知り合い、

マンションに引っ越してきたばかりの新婚さん。

マンションで起こった殺人事件の謎を明かすために、

住民たちに「引いた名前」と「書いた名前」の聞き込みを始める。

 

本来なら書いた名前と引いた名前は一致しなくてはおかしいのだが、

黒島の言う名前は、誰も書いてもいないし、引いてもいない。

他の住民にも不自然な名前を言う人はいたが、

その人物は結局、嘘をついていて、しっかりきっちり

交換殺人をおこなっていたのだった。

 

【注意!】この先はドラマを観てない人にとって激しくネタバレになります。

 

 ネット上ですでに考察されているのは、黒島の引いた

織田信長」はおそらく「赤池美里」である、というもの。

理由としては「赤池美里の名前を書いた浮田

黒島を含む女性3人に、紙を引いた人を探るため

カマをかけるシーンがある」「赤池という名前は

織田信長にゆかりがある愛知県の赤池駅と同じだから」

などであるが、おそらくブル(正解)であろう。

 

赤池美里は早い時期に殺されていたので、

殺人犯と思われないように、黒島は嘘をついたのだろう。

 

 

 3、本当に死んで欲しかったのはDV彼氏?

 

ドラマ登場時の黒島は、元彼にDVを受けていた。

殴られたのを隠す眼帯をつけたり、

手首に包帯、肩にあざ、など痛々しい描写があり、

最初は、暗くておとなしい雰囲気だった。

 

しかし、途中から明るくなり口数も増えたので、

黒島双子説、入れ替わり説が出たが、

実はDV彼氏が死んで、元気になったのだ。

普通に考えて、黒島が死んで欲しかったのは、

早川教授ではなく、この彼氏ではないか。

 

つまり、書いた紙は「DV彼氏」引いた紙は「赤池美里」なのだが

黒島はどちらも嘘をついているのだ。う〜〜〜ん、超怪しい。

 

 

4、黒島が嘘をつく理由

 

ここからが本題。黒島は自分が疑われるのが分かって

嘘をついているのだが、嘘をつく理由は犯人だからではなく、

誰かに口止めをされているからではないか。

 

誰かとは誰か。私の推測では、生瀬勝久演じる真面目な男、田宮である。

田宮は交換殺人ゲームで、自分の部下の「こうのたかふみ」の名を書いた。

真面目な田宮は、交換殺人ゲームを止めようとして、

防犯のため、個人でマンション内に監視カメラを

たくさん取り付ける。

 

しかし、その後、急に監視カメラを取り外し、

数日、家に引きこもった後、交換殺人ゲームについて

関わらないようになる。

その田宮のカメラを外した時期と、黒島のDV彼氏が

死んだ時期が近いのである。

 

田宮の引いた紙は「ゴミの分別ができない人」。

「こうのたかふみ」を引いた人はいたが、

「ゴミの分別〜」を書いた人は名乗り出なかった。

うん、田宮も怪しい

 

田宮はおそらく、監視カメラで黒島のDV彼氏が

黒島を傷つけるところを見たのだろう。

田宮はそれをとめに行き、黒島のDV彼氏を間違って

怪我をさせるか、殺すかしてしまったのだと思う。

(田宮が手を怪我して、黒島がなぜかそれを知ってるシーンもある)

黒島はDV彼氏の名前を書いていて、田宮はそれを引いていたため、

予期せず、交換殺人ゲームの形になってしまった。

 

そして、赤池美里もそれと前後する形で、誰かに殺されていた。

状況だけで言えば、「DV彼氏」を殺してもらい、

赤池美里」も殺されたから、黒島は交換殺人ゲームの

犯人の1人に見えるが、実際は無実である。

 

田宮は、正義感のある人間だから黒島を守ろうとして、

引いた紙と書いた紙を嘘をつくよう指示した。

そして、黒島も目上の人のアドバイスを受け、

翔太たちに嘘をついたのである。

 

途中で田宮は「自分は正しかったのか」と

悩むシーンがあったが、これは

「黒島が赤池美里を殺していたら?」

「引いた紙の嘘をつかせて良かったのか?」

 というような、黒島に関する事ではないかと思う。

 

5、赤池美里や手塚菜奈を殺したのは誰か

 

ここからは簡単に他の殺人についての推理、推測を述べる。

まず、この交換殺人ゲームを提案した管理人は、

ただの冗談ではなく、何かの意図があって

住民に殺したい人を聞いたのだと思う。

 

それは多分、赤池美里の義母の幸子がマンションの

元地主であり、金持ちであろう事と関係がある。

管理人は麻雀仲間の西村らと相談していて

悪巧みをしていただろう。江藤も関係してるかも。

赤池美里夫婦は、金銭がらみで殺されたと思われる。

(例えば、美里夫婦を殺し幸子を孤独にさせ、

江藤が面倒をみて、遺言書で遺産を分けてもらうとか)

 

管理人の一味(=西村)は、赤池美里は義母を殺したいだろうから、

美里に幸子を殺してやると嘘をつき、美里の協力で誕生パーティを開かせ、

暗くなったところで美里夫婦を殺し、犯行を目撃されないように

幸子に袋をかぶせたのだろう。

協力者がいるから普通に出入りできたのだと思う。

 

 

次に、菜奈を殺し、黒島を突き飛ばしたのは尾野。

交換殺人とは無関係にやったのではないか。

どちらも、男性から本気で愛されている女性が

憎らしくて犯行に及んだと思う。

尾野の動機は視聴者にもバレバレなので、

「怪しく見えすぎて、かえって無罪では」とも思えるが

今のところ、このライン以外、考えられない。

  

その他の殺人についてはまだ分からない事が多いが、

黒島のストーカーは、浮田を殺していると思う。

黒島が赤池美里の紙を引いたと疑った浮田が、黒島を問い詰めた。

それを盗聴していたストーカーが黒島を守るため、

勝手に殺したので、黒島はその事実を知らないのではないか。

 

児島佳代の場合は、何かまずい事を目撃した口封じかな?

もし、黒島のストーカーが殺したのであれば、

交換殺人ゲームの続行を偽装するためとか。

(引いた紙の順番は赤池美里→児島佳代と続くはずなので)

このドラマで一番、気の毒な人の気がする。

  

 

最後に、黒島が誰かに言われて黙ってるのではないか、

と言う推測がひらめいた理由になる画像を貼りたい。

それは最近、黒島が二階堂と一緒の時によくやる「内緒ね」のポーズ。

 

f:id:makarena3:20190813090407j:plain

黒島ちゃん、内緒のポーズ

 

反撃編になって、3回くらい連続で出てきてるが、おそらく

田宮さんとの間でも、この「内緒ね」をしたのではないか?

う〜ん、この考察、当たっていてほしい!

 

*****************************

追記 次回予告、黒島が田宮に「どうして言えないんですか」と

聞いてるシーンを観たら、考察が外れてる気がしてきた(笑)。

ともあれ、来週も楽しみです!

 

www.youtube.com

NETFLIXで『ジム&アンディ』を観た! マジなのかネタなのか? アンディ・カウフマンとジム・キャリーの、おかしなおかしなおかしな世界【後編】

 前編はこちら。

 

makarena3.hatenablog.com

 

 

『ボロボロの君は美しい。元気にならないで』とミッシェル・ゴンドリーに言われたわけ

 

『ジム&アンディ』の中で、ジムは「アンディを演じてる時は最高の気分だったけど、演技を終えて自分の人生に戻ったら途方にくれた。何がやりたかったのか忘れてしまった。」と語っている。スターの人生は浮き沈みが激しく、何かと注目されて精神に不調が出る人も多い。ジムも同じで、1995年の時点ですでに、雑誌の「ニューズウィーク」に、一時は抗鬱剤やセラピーの世話になった事もあると書いてあった。

ジムのパブリックイメージと抗鬱剤の組み合わせは似合わないが、『エターナル・サンシャイン』が公開された2004年頃、ジムはアメリカのCBS「60 minites」と言うドキュメンタリー番組で、うつ病を克服した事を告白していた。『ジム&アンディ』で、ジムが「監督のミッシェル・ゴンドリーから、『ボロボロの君はなんて美しいんだ。これから1年間、撮影に入るまでの間は元気にならないでくれ』と言われたよ」と語ったのは、この事実をふまえての事である。

 

なんだか甘酸っぱい日本版予告編『エターナル・サンシャイン

www.youtube.com

 

エターナル・サンシャイン』は『ジム&アンディ』のプロデュースをしたスパイク・ジョーンズの盟友チャーリー・カウフマンの脚本で、ジムの演じるジョエルはカウフマンがモデル。内気なカウフマンは、脚本を気に入ったジムから出演希望された時は困惑したそうだ。『マン・オン・ザ・ムーン』でもミロシュ・フォアマンに嫌がられたと言うから、ジムのおバカコメディアンのイメージが、いかに強烈だったかがわかる。ちなみに『マン・オン・ザ・ムーン』のアンディ役の候補には、エドワード・ノートンもいて、ノートンの方がルックスがアンディに似ており、演技力もバッチリで、舞台裏での妙な行動もないだろうから、ノートンに決まっていた方が、スタッフ達はきっと楽だったであろう。

その後、ジムはイギリス人のスピリチュアリスト、エックハルト・トールに感化される。YOUTUBE上には、2009年の日付で、ジムがエックハルト・トールのイベントに登壇してる動画がある。エックハルト・トールの本「ニュー・アース」は邦訳されているが、内容は、過去のトラウマ(エックハルト・トールの表現だと“ペイン・ボディ“)から解放され、今をよりよく生きるにはどうしたら良いか、その方法を教えている。ジムの私生活のパートナーだった女優のジェニー・マッカーシーが「ニュー・アース」について語るインタビューもYOUTUBEにアップされているので、おそらく二人が付き合ってた2006年から2010年の間の出来事らしい。

 

 

「ちょっと何言ってるかわかんないんですけど」などとつっこまないように。エックハルト・トールの講演会と思しき映像

www.youtube.com

 

 

ウツを克服しスピリチュアルに目覚めたジムが、次に選んだのは瞑想だった

 

しかし、スピリチュアルに目覚めて落ち着いたと思った矢先の2011年8月、エマ・ストーンへの公開ラブレター動画をネットに投下して、ジムは全世界をドン引きさせる。さらに同年全米公開の主演映画『空飛ぶペンギン』は、日本で初めて未公開のDVDスルー作品となり、2012年には主演作なし。2013年は『キックアス/ジャスティス・フォーエバー』の宣伝に協力しなかった事で、主演のクロエ・グレース・モレッツからディスられるなど、すっかりハリウッドでの吸引力を失ったかに見えた。

影が薄かったこの時期、ジムはマハリシ経営大学に通っていた。2014年に卒業したそうで、絵画を勉強し瞑想などを学んでいたようだ。このマハリシ大学と言うのが、実は『マン・オン・ザ・ムーン』の映画の中でアンディが教えをこうていたマハリシ・マヘーシュ・ヨギーの学校なのである。映画が始まってから17分くらいに、集団で瞑想をしてるシーンがあるので確認してほしい。

アンディは高校時代にドラッグや酒に依存していたが、マハリシの瞑想に出会って克服したそうで、『マン・オン・ザ・ムーン』でも描かれていたが、仕事の合間にも常に瞑想していた。マハリシの瞑想は正確には超越瞑想と呼ぶのだが、最近はやりのマインドフルネスと同じようなもの。マハリシの存在を世界に広めたのはビートルズで、最近では映画監督のデイヴィッド・リンチ超越瞑想実行者として有名。リンチは「大きな魚をつかまえよう」という題名で超越瞑想の本を書いていたりもする。

 

マハリシ経営大学卒業スピーチの一部。日本語字幕あり

www.youtube.com

フルスピーチは25分もある。話が長い。ジムの描いた巨大絵画も登場する。

www.youtube.com

 

再び全米一位に輝いたジムが、目指す航海の先は

 

超越瞑想で元気になったのか、2014年の主演映画『帰ってきたMr.ダマー/バカMAX』は、初登場全米第1位になった。ド貧乏のホームレス芸人から、ハリウッドのてっぺんまでのぼり詰め、ハイテンション芸人のパブリックイメージの裏でうつを克服、スピリチュアル経由で超越瞑想にたどり着いたジム・キャリー山あり谷ありすぎで泣ける。

『ジム&アンディ』では「自分が生み出したキャラが人を楽しませ、自分を人気者にしてくれたが、いずれはその分身から抜け出して、本当の自分を生きなくては」と言い、「今の自分には安心感がある」と語っていた。ちょうど『トゥルーマン・ショー』のトゥルーマンのように、24時間注目されて自分の本当の人生がない。荒れる海で必死に舵を取り続けて、今ようやく出口にたどり着いた。そんな心境でいるのかように見えた。

現在のジムは、アメリカのSHOWTIMEと言うテレビ局でドラマをプロデュースしている。70年代のLAで、実在のコメディアン達について書かれたルポルタージュである「I’m Dying Up Here」という本を元に、脚本が書かれた同名のドラマで、今年シーズン1が放送され、シーズン2の製作も決まっている。また、同じSHOWTIMEで、ミッシェル・ゴンドリー監督ジム主演で「Kidding」というコメディドラマの製作も始まったそうで、実にめでたい。

 

「I'm Dying Up Here」の予告。オスカー女優のメリッサ・レオも出てます

www.youtube.com

 

「忘れられない映画スター」……もちろん、逆の意味で!

 

最後に、老舗映画雑誌『キネマ旬報の「忘れられない映画スター」という成田陽子さんの連載から、94年に初めてジム・キャリーがプロモーション来日した時のマスコミ会見の様子が載っていたので、それを引用させてもらう。『マスク』『エース・ベンチュラ』『Mr.ダマー』公開時の来日で、3本の映画以外のジム・キャリーの情報が全くない頃である。初めての会見でジム・キャリーはこんな風に登場したらしい。

ここから引用********************************

「お待たせしましたー! 今日はテーブルで隠れてますが、ウェストの下はヌードでーす! 顔のマスクを取るより僕自身の実物を見せる方が効果があると思って。いつも知性にあふれた顔のマスクをしてますが、特別に僕の服をはぎ取って別のマスクの僕を紹介しまーす!」
司会者もどきの甲高い声で登場(もちろん下はヌードではない)。

引用終わり*********************************

初登場で下ネタ……。しかもつまらない……。日本のマスコミの人たちドン引きだったろうなぁ。悪い意味で「忘れられない」映画スターである。日本の雑誌の映画評で、おすぎをはじめとしていろんな評論家に毛嫌いされてたのは、これが原因のひとつかも。アンディ・カウフマンよりも激しくスベってるよ!

NETFLIXで『ジム&アンディ』を観た! マジなのかネタなのか? アンディ・カウフマンとジム・キャリーの、おかしなおかしなおかしな世界【前編】

NETFLIXで11月17日から配信中の『ジム&アンディ』を観た。
『ジム&アンディ』は、ジム・キャリーが主演したマン・オン・ザ・ムーン』撮影現場の密着映像とともに、現在のジム・キャリーにもインタビューをおこなった、NETFLIXオリジナルドキュメンタリー作品である。

一応説明しておくと『マン・オン・ザ・ムーン』とは、35歳で夭折したアンディ・カウフマンと言うアメリカのエンターティナーの伝記映画。『カッコーの巣の上で』『アマデウス』の名匠ミロシュ・フォアマンが監督している。アンディ・カウフマンの芸については『マン・オン・ザ・ムーン』を観てもらうのが一番早い。練習を重ねた熟連の芸ではなく、誰でもできるような素人っぽい事をカメラの前で演じたり、放送事故を演出して視聴者を驚かせる、マジなのかネタなのかが分かりにくい、そんな芸風の持ち主である。

撮影現場に密着したカメラの前で、ジム・キャリーはカットの声がかかってもアンディになりきったまま。監督が演技について相談しようとしても「自分はジムではなくアンディだけど何か?」と言う態度で会話にならない。つまり、アンディ・カウフマンの方法論(=マジかネタかわからない方法で、他人を困惑させる)を使って、撮影現場を混乱に陥れたのである。

 

 『ジム&アンディ』予告

www.youtube.com

 

ホームレスからドル箱スターへ、ジム・キャリーのサバイバル人生

 

『ジム&アンディ』の中でも紹介されているが、まずは、ジム・キャリーの経歴をかいつまんで紹介したい。
ジムは、4人兄弟の末っ子としてカナダに生まれ、子供の時に父親の失業によりホームレス生活を強いられる。極貧生活の中、15歳で地元のコメディクラブに出演を果たし芸を磨いた。その頃は有名人のモノマネを演じていて、得意なネタは、エルビス・プレスリー、ジェームス・スチュワート、クリント・イーストウッドなど。日本で言えば、清水アキラやコロッケのような芸人であり、身体能力の高さと顔面の柔軟性、時折まじるネタの幼稚さから考えて、清水アキラがジムに一番近い芸風だと思う。

19歳でアメリカに移住し、老舗のコメディクラブ「COMEDY STORE」に出演しながら、モノマネ芸には飽き足らず、俳優として映画のオーディションを受け続けクリント・イーストウッド『ダーティ・ハリー5』フランシス・フォード・コッポラペギー・スーの結婚などに出演する。またサタデー・ナイト・ライブのオーディションにも何度か挑戦するが、プロデューサーのローン・マイケルズの好みに合わず、レギュラーメンバーにはなれなかった。

ちなみに『マン・オン・ザ・ムーン』には、映画のラストでトニー・クリフトンが「I will survive」を歌う場所として「COMEDY STORE」が出てきているし、ローン・マイケルズは、アンディ・カウフマンが第一回目の「サタデー・ナイト・ライブ」に出演するシーンで、25年前の自分の役を無理やり若作りして出演している。

 

 

SNLのオーディションで落ちたネタ。核戦争後のエルビス。色々とやばい

www.youtube.com

 

ブレイク前夜! 才能が開花した伝説の番組「In Living Color」 

 

一大転機となったのは、1990年に始まった「In Living Color」というコメディ番組への参加。1989年に『ボクの彼女は地球人』という映画で共演したデイモン・ウェイアンズの誘いで参加、ジム・キャリー独自の才能が開花した。なかでも消防署長ビルというキャラクターは大人気。火事でヤケドを負ったモンスターのような外見だが、消防署長として任務を遂行しようとするビル。しかし、ビル署長は火事を消すのではなく、被害を拡大するタイプ。それによって自分の怪我も増えるというネタで、怖いけど面白い、のちの『マスク』にも通じるキャラクターであった。

「In Living Color」で一気に注目されたジムに、映画主演のオファーが次々と舞い込む。そして、ついに時が来た。1994年の一年間に三本の主演作(『エース・ベンチュラ』『マスク』『ジム・キャリーはMr.ダマー』)が公開され、全て大ヒット。ハリウッドスターの仲間入りをする。はじめてカナダの小さな舞台に立ってから苦節17年、見事、アメリカンドリームを実現したのである。

その後の出演作品は、日本でもほとんどが劇場公開されていて、映画好きなら顔と名前くらいは誰でも知っている存在となった。コメディ映画での幼稚で騒がしいイメージと、真面目な映画でのイノセントな雰囲気のギャップが激しいが、『マスク』のスタンリーのような二面性があるところが彼の個性なのだと思う。

 

「Let Me Show You Somethig」が口癖の消防署長ビル

www.youtube.com

 

ヒゲボーボーで仙人のような風貌のジム・キャリー、一体、何が起こったのか?

 

『ジム&アンディ』に話を戻すと、『マン・オン・ザ・ムーン』の宣伝のために、映画撮影の舞台裏に密着したが、お蔵入りしてしまった映像とともに、当時のジム・キャリーの心境や彼の役者人生を振り返る内容となっていて、ヒゲボーボーですっかり仙人みたいになっている今のジムと、人気絶頂でエネルギーを発散しまくる過去のジム、「静」と「動」が対比になっていて、非常に面白い内容だった。

ちなみに日本公開当時『マン・オン・ザ・ムーン』を劇場で観た私は、つまらない事をわざとする一種のすべり芸人”のようなアンディ・カウフマンが好きになれず、「なんで、ジム・キャリーはこんな芸のない芸人を演じたのかな。ジム・キャリー本人の芸の方が100倍面白いのに」と思ったものである。

マン・オン・ザ・ムーン』撮影時における、ジム・キャリーの“狂気の”のめり込みぶりは『ジム&アンディ』本編を観て感じてもらうとして、日本人にはあまり知られていない、ジムの心の変遷について書きたいと思う。

 

 

 長くなりすぎたので、後編につづく。

 

makarena3.hatenablog.com

 

バチェラー・ジャパンが面白過ぎた(完全ネタバレ長文感想)

 Amazonプライムのオリジナル配信で「バチェラー・ジャパン」を観た。

バチェラーとは独身男性の意味で、アメリカで製作された「The Bachelor」という人気リアリティ番組がもとになっている。アメリカ版は21シーズン制作され、225カ国以上で放送された超人気番組。今回、その日本版をAmazonとワーナーブラザーズ、YDクリエイション(吉本興業電通が組んだ会社)などで製作し、2月から、週一でエピソードが配信され、4/28に最終回が配信された。

 

 


【バチェラー・ジャパン:コンセプト解説】男1人vs女25人の恋愛リアリティ番組

 

 

番組のコンセプトは、お金持ちの独身男性1人を、独身女性25人が奪い合うと言うもの。最後の1人に選ばれた女性とバチェラーは結婚の約束をするらしい。「結婚は顔と金の等価交換」フェミニストの小倉知加子先生も言っていたが、金持ちに群がる美女達の壮絶なバトルが見られるとは……うん、これはゲスな興味が惹かれる番組でゲスよ。

 

日本版のバチェラー第1号に選ばれた久保裕丈さんは、東大卒のイケメンで、アパレル系サイトの元社長だそう。「結婚以外は全てを手に入れた男」だそうで、期待大。

その久保さんと結婚するために集まった、25人の美女達は、モデル、女優、着付師、女子大生といった面々。中にはウェイトレスや愛犬家、カレーショップ店員という肩書きの人もいて、「……要するにフリーター?」と思ったりしたが、華やかなドレスに身を包んだ女性達が並んでる姿は、なかなか壮観だった。

 

 

mdpr.jp

 

 

「プロ彼女」軍団とリアリティ・ショーの落とし穴

 

 

 

この参加女性達「一般公募で選ばれた」というふれこみなのだが、配信が始まった頃にネットに流れた情報によると、どうやら、8割くらいがタレント事務所に所属しているようだった。

 

全員の肩書きを芸能活動寄りに書くと「モデル&読者モデル&レースクィーン8人」「アイドル5人」「女優&女優見習い3人」「タレント2人」「グラビアアイドル1人」「ダンサー兼シンガー1人」「美容研究&音楽活動1人」「ミスコン優勝者1人」。その手の情報がなかったのは「ネイリスト1人」「事務1人」「大学院生1人」のみ。

25人中、一般人っぽい人は3人くらいになってしまう。

 

 

ここで「ハイハイ、やらせやらせW」と納得して終了する人も多いだろう。

 

 

しかし、もし、自分がこの番組の制作側だとしたらどうだろうか。世界的に大人気の老舗リアリティー番組の日本版第一弾。絶対に失敗できない。そうなると、完全な素人を使うよりも、タレント経験のある人の方が色々とコントロールしやすいのではないか。タレント経験がある方が、TV撮影される場合の段取りも分かる。仕事上の守秘義務も守れるだろうし、事務所所属の女性なら、本人のバックグラウンドも分かっている。当たり前だが美人やスタイルの良い女性が多く、被写体としても映えるだろう。

 

また、番組に出る女性達にとっては、最後の1人に選ばれなくても、番組に出る事によって名前と顔が売れる可能性がある。うまくいけば玉の輿、悪くてもブレイクのきっかけになるかもしれない。お互いにメリットがあるから成立してる事なのだと思う。最近話題の「プロ彼女」も、この手の半芸能人みたいな人達なんだろうなぁ、きっと。

 

しかし、この番組側と出演者側にとってのメリット、逆に考えると、リアリティ・ショーに必要な「本物のリアクション」が引き出せるのか、という不安にもつながる訳で。お仕事半分のタレントばかりだと番組が盛り上がらないのでは? と当初は思っていた。リアリティ・ショーの落とし穴である。

 

 

matome.naver.jp

 

 

鶴愛佳の「わたしは女優」感

 

 

 期待と不安に胸をふくらませながら配信を観始めたが、いくら美女とは言え、25人も女性がいると、最初は誰が誰だか見分けがつかなかった。場違い感が凄かったギャルのゆきぽよだけは一発で覚えたが、つぎつぎと現れる美女の群れ……10人も続くとさすがに飽きる

 

そんな中、女優の鶴愛佳さんは「名前が鶴なので」とメッセージ付きの折り鶴を手渡し、バチェラーにも視聴者にも記憶に残る、良い先制攻撃をしかけてきた。よく言えば和風美人の彼女は、この後も色々と印象に残る行動をした。バチェラーにベタベタしすぎて女性陣からブーイングを受けたかと思うと、バチェラーと話す事ができなくて泣いてる子を見かけたら、その子の為にバチェラーに助言をしたり……。

 

この「泣いてる子がいるから、彼女と話してあげて」という鶴さんの行動、私は観ていて笑ってしまった。ライバルを助けてあげる良いシーンなのだが、彼女の言動がいちいち芝居がかっているのだ。イイ女を演じてると言うか……。

 

別の女性と2人で話してるバチェラーの元へ行き、その女性を追い払う。その後、バチェラーと2人になったところで「泣いてる子いるよ、向こうで」。それに対してバチェラーが「嘘、誰?」と聞くと「○○ちゃんの前に、誰があなたの横にいたの?」。誰だか分かったバチェラーが彼女を捜しに行くと、その後ろ姿に聖母のような微笑みを向け、そっと立ち去る……こんな思わせぶりで手の込んだ言動、普通の人はしないよ! 役者かよ!(あ、女優さんでしたね)「キャラメルボックス」という有名劇団の俳優教室出身だけあり、つねに観客を意識した行動をとっていて、お見事。染み付いてるのでしょう。

 

 

他にもぶりっ子でバチェラーに気に入られるも、腹黒い行動で女性陣をいらつかせる柏原歩や、美人だけど気が強く、勝負に敏感な岡田ゆり子、見た目が派手なのに、気が弱くてすぐ泣く豊島はるか、など、人数が半分くらいに減って来たあたりからグンと面白くなってきて、毎週の配信が楽しみになってきたのだ。

 

 

 

バチェラー久保は本当に富豪なのか?

 

 

 

沖縄でマリンスポーツを楽しんだり、ヘリで空中デートをしたり、温泉で混浴したり、日々楽しくデートしながら、毎回、誰かが脱落していく。女性陣にとっては天国と地獄を味わう日々。バチェラーは毎回「辛い決断」「厳しい決断」と言いながら、バッサバッサと女性を切り捨てて行く。

 

連日のデート場面を観ていた視聴者の中には「久保さん、アクティビティ(=遊び)重視しすぎW」と言う感想も出て来た。確かに真面目に結婚相手を探しているのであれば、一緒にスポーツして楽しく遊べるかは余り重要ではないだろう。しかし、これはテレビ番組。動きのあるスポーツや景色の綺麗な場所でのデート、観光スポットに行くのは視聴者へのサービスである事を忘れてはいけない。

 

さらに、デートの舞台となった「南の島を貸し切り」「ロボットレストラン貸し切り」「ヘリコプターデート」等は久保さんのポケットマネーで行っている訳ではないだろう。久保さんは、アパレルサイトの売却により数億の資産があるのでは、とネット上では推測されていたが、テレビ番組の為に自腹を切らされる出演者と言うのは、ありえない。アメリカの資産家であれば、自家用ヘリや別荘、豪邸の類いを持っている場合もあり、そういう人達の真似をさせられているだけだろう。金持ち演出である。久保さんは「ハイスペックイケメン」ではあっても、うなるほどのお金を持ち、一生遊んで暮らせるような、大金持ちではないのだと思う(注 小市民の見解です)。

 

 

 

婚活は美人コンテストではない

 

 

※ここから先は勝敗につながる完全ネタバレなので、番組を楽しみたい方は読まないで下さい。

 

 

25人いた女性が最後の3人までに残った所で、デート三昧の日々は終わりを告げる。本国の「The Bachelor」では、最後に残った3人と寝てみて身体の相性を確かめるらしいが(に、肉食……)日本ではそんなの無理だから、3人の実家訪問をする形式になっていた。最後の3人に残ったモデルの古賀あかねさんは、スタイルがよく華やかな雰囲気で、バチェラーと並ぶと非常に絵になる美女だった。しかし、元ヤンらしく、語彙が「スゴい」「ヤバい」「スゴい」「ヤバい」だけで形成されていて、東大卒とはどう考えても不釣り合い。

 

バチェラーも「最初は『あわねーなー』と思っていた」らしいが、良いところまで勝ち残ったので、古賀さん本人もいつしか本気で結婚できると思っていたようだ。番組内でも「私が一番いい女」と答えていたが、結婚や婚活は美人コンテストではない。相手の男性と生活を共にしていく中で、育ちの違いは無視できないだろう。

 

 

例えば、日本語を含めた三か国語が話せる人間と、日本語しか話せない人間がいたとしたら、三か国語話せる人間が日本語しか話せない相手に合わせるのは当然である。できる相手ができない相手に合わせる事はできるが、できない相手ができる相手のレベルに合わせるのは不可能なのだ。勉強したり努力して身につける必要がある。

 

彼女はそこで落とされていたが、もし勝ち残ってバチェラーの実家に連れて行ったら、絶対に悲惨な事になっていたと思う。バチェラーの実家のご両親は非常に上品な方達で、ユーモアもありそうだが、笑えない展開になっていた筈である。

 

 

 

全力投球の森田さんと、見た目が幼い蒼川さん、勝者はどっち?

 

 

 

そんな競争の中で最後まで勝ち残った美女2人。1人は政経学部の大学生、蒼川愛さん、22歳。前髪をまっすぐおろしたショートボブが似合う、きゃしゃで幼い雰囲気の女性だ。正直「ギラギラした女の争い」には似つかわしくない、可愛らしい女性であるが、バチェラーからは「一緒にいて癒される」「ついつい目で追っちゃう」とかなり気に入られている事が分かるコメントを貰っている。

 

対抗馬はウェイトレスの森田紗英さん、24歳。彼女に対してバチェラーは最後の方で「正直言うと、毎回、落とすかどうか迷っていた」とコメントしていた。では、なぜ彼女は敗退しなかったのか。それは、彼女が最初からバチェラーこと久保裕丈のことが大・大・大好きで、とにかく本気で勝負していたからである。

 

森田さんは最初の頃、バチェラーからまったくデートに誘われず、ウジウジし続けていた。デートに行く他の女性に嫉妬し、バチェラーには「バラ下さい!」と直訴するもやんわり断られる。周囲の女性メンバーは、そんな森田さんを見て「彼女よりは私のが上」と見下すコメントをする。前述した鶴さんがバチェラーと話せなくて「泣いてる子いるよ」と言ったのは、実は森田さんの事。「メソメソ泣いてる女の子」が前半の森田さんだったのだ。

 

 

 

一視聴者からしても、メンタルが心配になる森田さんだったが、シーズン後半で形勢逆転をする。それは「大好きなおばあちゃんが撮影中に亡くなったんだけど、リタイアするのが嫌で頑張っている」「おばあちゃんは私の花嫁姿を見たがっていたから、リタイアしたら天国のおばあちゃんに怒られる」とバチェラーに告白したからだ。自分もおばあちゃんが大好きなバチェラーは、思わず涙ぐんだ。このエピソード以降、バチェラーは森田さんを評価するようになり、結果、最後の2人にまで残ったという訳だ。

 

その他にも、デートに行けなかった女子メンバーの不満の矛先が森田さんに向かい、いじめられて泣いてしまったり、大自然の中で「久保さん、だ~い好き〜」と叫んだり、まるで「少女漫画のヒロイン」を地で行く彼女。視聴者から見ても「彼女は本気で久保さんと結婚したいんだな」と言う熱意が伝わる女性だった。

 

 

 一方の蒼川さんは、特に目立った動きがなかったが、バチェラーと最初に2人でデートした時に、バチェラーから「考えずに話せる」とコメントされる。これは重要なひと言である。つまり、他の女性陣に対してバチェラーは「この子には何を話そうかな」と気を遣って考えながら相手をしている、という事である。これは疲れる

 

 

 

所詮、日本の男はロリコン……なのか?

 

 

 

今回、芸能人崩れ(失礼)の女性達ばかり集まっている「バチェラー・ジャパン」において、なぜ蒼川さんとだけ自然に話せるのか、それには2つの大きなポイントがあると思う。

 

 

 

ひとつは、蒼川さんが若くて「結婚、恋愛に焦っていない」から冷静でいられる事。

ふたつめは、蒼川さんは早稲田の学生だから、東大卒とレベルがあっている事。

 

 

 

ひとつめの点について。30代の参加者女性はどんどん落とされ、最後まで残ったのは20代ばかりだった。20代には精神的余裕があるが、30代には「恥をかきたくない」という見栄があって、テレビ的に面白い行動がとれなかったから落とされたのではないか。好きな気持ちよりも、思い切りぶつかった時に失敗するのが怖い気持ちの方が勝っていて、腰がひけていたのではないか、と想像するのである。

 

バトルが終わった後の暴露番組内で、30代のKONANさんという出演者が「久保さんは若い子が好きなんですか?」と質問をした時に、自ら「老け感出てたんちゃうかな」と自分の事を語っていたが、若くて行動力のある20代女性と、老け感を気にしてる30代女性では、年齢ではなくメンタルの部分で負けている気がするのである。(テレビの絵面的にも若い方がいいという理由も、おそらくある)

 

ふたつめの点については、蒼川さんの実家訪問の頃に(本編ではなく今田耕司トーク・セッションの時だった気がする)で「良い大学に入った」と匂わされていたが、大学名は明かされていなかった。番組だけ観ていた視聴者には分からないが、この学歴は他の美女達にはないものであろう。久保さんは、蒼川さんにだけは自分のレベルを下げずに会話する事ができたのである。若くて可愛くて話が通じる女性……蒼川さんは久保さんにとってパーフェクトに近い女性だった筈である。おそらく。

 

 

 

視聴者が応援したくなる女性と、バチェラーが好きな女性は違う

 

 

 

久保さんが蒼川さんを選んだ時、彼女の見た目の幼さから「うわ、ロリコンW」とがっかりした視聴者がいたり、「森田さんのが結婚に前向きなのに、見る目ない」と言う感想がネットで見受けられた。

もし、これがリアリティ・ショーではなく、恋愛ドラマであったなら、バチェラーのために必死で努力し、泣いたり笑ったり、祖母の死を乗り越えたり、というドラマが豊富な森田さんが選ばれるであろう。

蒼川さんは、非常に可愛らしいが、優等生タイプなのか、テレビカメラ前で大きく感情をあらわにした瞬間がない。もともと、怒ったり落ち込んだりしていても、大きな感情表現をしない人なのかもしれない。そもそも、彼女がバチェラーの事を好きなのかも、実はあまり伝わってこない。結婚する気があるようにも見えないし……。

これは、視聴者からすると応援しがいのないタイプである。

 

 

しかし、バチェラー久保目線で見れば、蒼川さんといる時の表情や台詞で蒼川さんしかいないな、というのはよく分かるのである。「自分が」一緒にいて居心地がいい、と言った相手は蒼川さんしかおらず、他のメンバーに関しては「彼女は」こんな所が魅力的ですよね、と言う客観目線の意見を述べているのである。

 

 

さらに、恋愛においては、相手の事を好きすぎるのは失敗の元である。なぜなら、芸能人とファンの関係(=崇拝)に近いものになるからである。これは、相手の方が魅力が高く、自分は魅力が低いですよ、と言ってるのも同じ。やはり、お互いに気持ちの釣り合いが取れているか、もしくは男性の方が好きな量がちょっと多いくらいが、カップルやパートナーになりやすいと思われる。

 

 

 

と、言う事で納得の結果であった。(むしろ森田さんが勝ってたら、ヤラセを疑うぞ)

 

 

 

蒼川さんも実は元地下アイドルで、豊島はるかさんと同じ事務所の女性だった。早稲田在学中の地下アイドル……かなり異色である。

 

 

もし、蒼川さんが参加してなかったら、他に久保さんに似合う女性はいたのかな、と考えた時、岡田ゆり子さんは多分実家がお金持ちのお嬢さまではないかと思われ(なぜなら着付けやフラワーアレンジが得意だったから)、悪くなかった気がするが、彼女もバチェラー久保の事が好きになり過ぎていて、追いつめすぎていたので、本命は無理かなぁ、と思う次第である。

 

 

 

 

今回のシーズン1の配信が、日本のプライム・ビデオにおいて視聴率ナンバー1だったそうで、シーズン2の製作も決定したそうだが、男女とも参加者募集中なので、我こそはという勇者は応募してみてはいかがかな。

 

 

mdpr.jp

『エイミー、エイミー、エイミー!』と銃乱射事件

現在、日本でも絶賛公開中の映画『エイミー、エイミー、エイミー ! こじらせシングルライフの抜け出し方(原題 Trainwreck)』。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

 

子供の時に両親が離婚し、父親から「一夫一婦制は悪だ!」との教えを叩き込まれた主人公のエイミー。それから23年後、大人になったアラサーのエイミーは、やりがいのある仕事、気の合う友人もいるが、男性とはけして真面目にはつきあわない。彼氏はいても結婚なんて考えないし、一夜限りの相手も掃いて捨てるほどいて、現代的な自由な女代表! とばかりにシングルライフを満喫していた。

ドラマ『SATC(セックス・アンド・ザ・シティ)』のサマンサもかくや、と言った風情のエイミーだが、仕事で出会ったスポーツ・ドクターのアーロンと意気投合してから、自分の人生を見つめ直す事になり……。

 

主演のエイミー・シューマーはアメリカで大人気のコメディエンヌで、脚本も本人が書いている。自作自演の初主演映画である。監督は40歳の童貞男』や『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』と言った、下ネタ上等のコメディが得意なジャド・アパトウなので、ゲロとかチンコとかクンニなどのお下劣ネタも多い。だが、一見、自由奔放に見えるエイミーの実際は、親の離婚による影響で安定したパートナーシップを築けない女性。アダム・スコットのDVDスルー作品『ファミリー・アゲイン 離婚でハッピー!?な僕の家族』の原題である、A.C.O.D.(Adult Children of Divorce)なのである。

そんな彼女がぽっちゃりした身体で幸せを掴むために奮闘する姿は、そこらの美人女優には出せない愛らしさがあり(キューピー人形とかシャーリー・テンプルっぽい)、最終的には観る者の心をつかむ事うけあいである。

 

 

映画の内容を紹介したところで、本題に入る。

 

 

2015年7月、アメリカで『エイミー、エイミー、エイミー!』が上映中の映画館で銃乱射事件が起こった。容疑者は58歳の白人男性で、3人が死亡、9人が負傷したそう。

www.huffingtonpost.jp

 

主演のエイミーは当然ショックを受け「なぜ私の映画なの」と語っていたという。

このニュースを聞いた時、私は『エイミー、エイミー、エイミー!』の予告にある、彼女のやりたい放題のイメージが不愉快だったのではないかな、と思った。これが同じ小太り女でも『ブリジット・ジョーンズの日記』だったら、他人の神経をそこまで逆なではしないだろう。「リア充爆発しろ!」もしくは「性の喜びを知りやがって…」ではないが「いい気になって何様だ」という気分になる男性もいると思う。

 

 

top.tsite.jp

 

東京タラレバ娘』の主人公も大好きだと言う『SATC』に関しては、知り合いの男性に「とにかくあいつらムカつくんですよ。くそ高い服とか靴とか買いまくってて」と語っていた人がいた。また『夢をかなえるゾウ』でお馴染み、作家の水野敬也さんも自身のブログで「SATC臭」という一種の批判記事を書いている。

 

ameblo.jp

 

「仲の良かった女子にドラマを勧められたがクソつまんなかった」という出来事から、「あいつらは男にモテない」という話につながって行く水野さんのブログ。記事自体も面白いが、コメント欄で『SATC』のファンが猛反発してる所も面白い。

 

 

『SATC』や『エイミー、エイミー、エイミー!』の描写は「今まで男性の十八番だった性的な品定めを女性が女子会でしたり」「性的な主導権を女性が握っていて、男性は使い捨てであったり」と、男女の逆転現象を描いていて面白いけれど、どこか女性が男性の真似をしてはりあっているだけのような、居心地の悪さも感じる。男女平等とは、女性が男性と同じように振る舞う事とは違う訳で。

 

 

余談だが、日本の独身女性に対する『SATC』の浸透力は高いようで、『東京タラレバ娘』も『エイミー、エイミー、エイミー!』も『SATC』を踏襲したピンクのキラキラロゴになっている。

 

Sex and the City

Sex and the City

 

 

www.ntv.co.jp

www.interfilm.co.jp

 

 

 

話を銃乱射事件に戻すと、事件後のエイミー・シューマーは2015年10月10日に自身がホストをした回のSNLで、銃規制に反対する人達を皮肉り揶揄するようなスケッチを演じている。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

日本のHuluでも過去に字幕付きで配信されていたが、単純に「銃を規制しろ」と訴えるのではなく、銃規制反対派が文句を言いにくいつくり(いわゆるほめ殺し)になっていて、非常にスマートなスケッチだと感じた。

 

 

また、日本のNetflixで配信中の「エイミー・シューマーのレザー製ですが何か?」はエイミーのスタンダップの舞台で、終盤に事件についてのネタを披露している。銃乱射の犯人には重度の精神障害があり、DVの犯罪歴があったそうで、そういう人間が銃を手に入れられるのは間違っていると主張していた。しかし、そのネタにたどり着くまでが、ほぼほぼ下ネタだった為、かなり唐突な感じがしたが、もしかするとこの話が一番したかったのかもしれない。

 

 

 最後に、先ほどのSNLでのホストの回で、私が個人的にウケたのは、あまりにバカバカしくて「ドリフ大爆笑」かと思った飛行機ネタ。『エイミー、エイミー、エイミー!』の友人役のコメディエンヌ(SNLレギュラーのヴァネッサ・ベイヤー)と再共演している。

www.youtube.com

Netflixは加入しないと観れないが、 YOUTUBE上にはエイミー・シューマーがトニー賞を獲ったテレビシリーズ「Inside Amy Schumer」のスケッチが沢山アップされているので、映画が気に入った人は検索してみてはいかが。

www.youtube.com