「バチェロレッテ」シーズン3最後まで観ました。
完全ネタバレ感想になります。
亜樹さん、最後に坂口さんにローズを渡してたのは良いのですが、
キスシーンが無くて、ハグと指輪だけでした。
そして、アフターファイナルローズでの「ご報告」は
現在、2人は別々の道を選んだ(=恋人ではない)との内容でしたね。
どういう経緯かは分かりませんが、
坂口さんも亜樹さんも、番組上でのノリはあっていても、
そこまでお互いに、惹かれあってなかったのかなぁと思いました。
亜樹さんの本命は櫛田さんだったと思いますが、
櫛田さんから「日本で(恋人ではなく)お友達から始めたい」
と言われて、消去法になってしまったのかな、と。
櫛田さん、アフターファイナルローズでも
「自分が選ばれないと感じて肩の荷が降りた」と言っており、
一視聴者として「本当に最後の1人に選ばれたくなかったんですね…」
と感じざるを得ない言葉選びでした。
私は、最初の感想で「櫛田さんの話の内容が
頭に入ってきませんでした」と書きましたが、
櫛田さんはアレですね。物事を深く考えるタイプで、
恋愛リアリティショーのプレイヤーには向いてないのかもしれません。
亜樹さんからは「口下手」レッテルを貼られていましたが、
下手なのではなく、女性が喜びそうな語彙を持ってないだけ、
という気がしました(なぜ持ってないかは必要なかったからとしか)。
櫛田さんの自己紹介動画を観ると、今まで
「自分の言動がなぜかうけて、笑ってくれる子」と
おつき合いしていたそうです。
亜樹さんのように「えっ(私が)普通?」「えっ(私が)おはぎ?」と
いちいち食い違う人とでは、そりゃもうやりづらいだろうなと
気の毒になりますね。全然、相性良くないので。
櫛田さんがバチェロレッテに参加したのは、
「長く付き合った彼女と別れて、バチェロレッテという
最強の女性にあったら心が動くかも」的な動機だったようですが、
亜樹さんが自然体の女性だったので、「良い意味で普通」的な事を
言ってたと思います。それが「普通」事件に発展した訳ですが。
確かに回りくどい喋り方ではある、とは思います。
そこへいくと坂口さんはノリが軽く、また、
医者だけあって、不安を抱えた人と話す機会が多いからか、
亜樹さんの「えっ?」に対して、その場でおさめる事ができる
感じはしました。相手の様子を見ながら話せると言うか。
櫛田さんが特別に失言が多い訳ではなく、亜樹さんの
受け取り方、感じ方なんじゃないかなぁと思いますね。
梅谷さんの「15年片思いしてたが、他に付き合った人がいる」
「消防車を運転してたと咄嗟に嘘をつきました」という
「一途、正直」問題も、聞く人によっては
「それ、全然一途でも正直でもないやんけ」とツッコミが入る内容でしたが、
たぶん、梅谷さんの雰囲気や人柄、話すタイミングで許されてるのかな、
と思いました。
梅谷さんと言えば、X(旧twitter)上で気になる呟きがありました。
その呟きとは、個人の感想で、うろ覚えですが、こんな内容でした。
「梅谷さんとの花火デートで、亜樹さんが『なにか面白い話をして』と
言っていたが、これを言う人は男女関係なくダメな人」
実際の場面を観ると、亜樹さんは「なにか話したい事ある? 面白いトピック」
と聞いていたのですが、これは確かに「受け身」で
「相手任せ」な感じがして、印象は良くないです。
亜樹さんは、20代で恋愛経験もそんなに無いとの事なので、
当然ながら「男性にリードしてほしい」と思っていると思いますが、
リードしてくれるのは「亜樹さんに好意を持ってる人」だけです。
亜樹さんは、外見はゴージャスですが、男性に対してガードが固く、
自分から好意を持っているとアピールする事は、あまり無い気がしました。
自分は特別な事はしないけど、相手からは情熱的に求められたい、
というのは、なかなか難しいです。
亜樹さんからは、真面目さ、努力家なのは感じられましたが、
女性らしさ、優しさ、包容力みたいなものは感じられなかったかなぁ。
その辺で、セバスチャンから「妹にしかみえない(=子供っぽい)」
と言われたのかな、と思いました。
水野敬也氏の著書「スパルタ婚活塾」に、恋愛、結婚で、大事なのは
見た目や年齢よりも、コミュニケーション能力だと書いてありました。
水野氏の家の近所にあった弁当屋に、コミュ力が最強のおばちゃんがいて、
リアクションがあまりにも良いので、親しくない相手が思わず話をしたくなる、
という内容だったのですが、多分、亜樹さんに足りないのは、これでしょう。
ちなみに、おばちゃんのコミュ力が凄いのは、
「自分の肩書きが通じないアウェイの場所で、
コミュニケーションを鍛えているから」だそうです。
肩書きが最初にくる「バチェロレッテ」とは逆の環境になりますね。
つまりは、相手を口下手だとダメ出しするのではなく、
相手の意図を否定せずに、会話を盛り上げる能力ではないでしょうか。
会話の内容を「正解か、不正解か」で判断するのではなく、
一緒に楽しめるかどうか、というのが大事なのではないかと思います。
結果的に、亜樹さんを除いた男性陣は、バリ島でのバカンス中に、
仲良く和気藹々としている感じは伝わりました。
男性陣は「異業種交流会での仲間作り」に成功したようですが、
しかし、それは、1人の女性を取り合う「バチェロレッテ」ではないぞ、
というのが、最終的な私の感想です。
まぁ、リアリティショーですから、こんな事もあると思います。
今までのシーズンも、最後にカップルになっても
破局してる人が大半ですので、亜樹さんも気にせず、
新しいチャレンジを続けていって欲しいものです。