アメリカン・コメディ好きの部屋

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「バチェラー・ジャパン」シーズン4、ラスト感想

「バチェラー・ジャパン」シーズン4、最終回まで観た。

ネタバレ長文感想です。

 

「あざと可愛い」系 VS 「体幹しっかり」女子

 

最後の2人に残ったのは、パン教室講師の休井さんと、

四年前に友達経由で、コウさんと知り合っていた秋倉さん。

 

休井さんは「あざと可愛い」系女子。

どうやら、バチェラーガールいち、女子力が高いようで、

のんちゃん曰く「私生活が田中みな実」。

撮影時のヘアメイクを全部自分で仕上げてたそうで、

スタイリストいらず、セルフプロデュースが完璧な女性らしい。

 

一方の秋倉さんは、目力のある美人で華やかな顔立ち。

パーソナルトレーナーと言う肩書きなので、

体幹もしっかりしていて、どちらかと言えば、

「萌子さん」タイプ。かなり対照的な2人である。

 

そんな「みな実」VS「萌子」がコウさんの家族と対面をする。

コウさんのご家族は上海にいるらしく、リモートでの対面となった。

前回の「バチェロレッテ」にもご出演されていた

コウさんのご両親に加え、今回は妹さんも参加されて、

家族総出で協力していた。

 

休井さんは可愛らしい見た目で童顔なので、

お父さんは「綺麗な人ですね」お母さんは「高校生かと思いました」

さらに妹さんも「私より年下に見える」と調子を合わせ、

「本気で結婚の事を考えてますか?」と直球の質問を浴びせられる。

休井さんは照れながらも「結婚したいと思ったのはコウさんが初めて」

「子供も欲しいし、家族の為にパンを焼きたい」などと回答、

和やかに面談を終了していた。

 

 

バチェラーへのサプライズ・ローズ!

 

 

休井さんとの面談の後、1人考え込むコウさんの元に、

とあるサプライズが訪れた。

「バチェロレッテ」の落選(?)仲間、

スギちゃんとローズがやって来たのだ。喜ぶコウさん。

ちなみに2人の登場シーン、BGMにローズの曲を

薄〜く流していたのが良かった。

 

コウさんは「2人に会えて嬉しい」「どっちを選んだら良いと思う?」

と2人に聞くと、「バチェロレッテ」で「世界が終わる時にも

リンゴの木を植えたい」と言う名言を吐いたスギちゃんは、

「明日地球が終わるとして、誰と一緒に居たいかだよ」と答え、

ローズは「最後は、直感かな」。

 

……コウさんは世界を敵に回しがちだし、

スギちゃんは世界が滅亡しがちなのは、私の気のせいだろうか。

それはさておき、最後の選択に悩めるバチェラーにとって、

2人の友人の登場は心強かったようだ。

 

余談だが、バチェラーの友人と言えば、

シーズン3のシンヤさんだけは「僕のお友達です」と言って

連れて来たのが「馬」だった事が、未だに心に残っている。

人間のお友達シーンはカットされたのだろうか。

やはり、異端児バチェラーですね。シンヤさんは。

 

 

バチェラーにダメ出しする父

 

 

さて、次は秋倉さんとの家族面談。

面談の為に中国語を練習して来た秋倉さん。本気である。

秋倉さんとの面談は、休井さんとの面談時よりも、

ご家族はリラックスしてるように見え、

秋倉さんの方からご両親に質問をするなど、

積極的にコミュニケーションを取ってるように見えた。

 

お母さんから「中国国籍の人との結婚は大丈夫ですか?」

お父さんから「早く孫の顔が見たいんですよ」などと

かなり突っ込んだ会話をしていたが、秋倉さんは

しっかり受け止めていて、ご家族にも好感触だったようだ。

 

この時の会話で、コウさんのお父さんが

「ま〜たリアリティショーに出るの?

フラフラ遊んでないで、真面目に結婚相手を探してよ〜」

とヤキモキしていた事は、視聴者には伝わっているので、

安心してください。

 

 

世界中がコウさんの小姑になっても

 

 

コウさんは「世界中が俺の敵になっても」と何度も

言っているが、私は何となく、その理由が分かる気がする。

ネイティブよりも日本語が上手なので忘れがちだが、

コウさんは中国人。10代で日本に引っ越して来たらしいので

おそらく「受け入れてもらえるかな」と「怖かった」んだろうな。

だから、今回の「バチェラー」でも「俺のこと好き?」

「あれ、俺のこと好きじゃないのかな?」と、相手の気持ちを

非常に気にしている。

相手の笑顔が見たいのも、不安な気持ちがあるからだろう。

 

 

そんな小心な所もあるコウさん、自分の殻を破る為

「バチェラー」に再度挑戦した。

ネット社会では、世界中がコウさんの小姑化しており、

『「バチェロレッテ」では良かったが、

「バチェラー」のコウさんはガッカリ』などと

前回の配信までは、失望の声も多かった。

今回のコウさんが、キスをしまくる浮気男に見えて

生々しかったのが、ガッカリポイントだと思うが、

「バチェラー」と「バチェロレッテ」では、

番組の構成が反対なので、仕方ないと思う。

 

「バチェロレッテ」では、女性に選択権があるので、

コウさんの立ち位置は、一途に女性を愛する男に見える。

一方の「バチェラー」では、キスしまくって、

大勢の参加女性を泣かせたので、コウさんの印象は、

愛人が大勢いて、若い子にキスのおかわりをねだる、

女遊びの激しい男に見えるのである。

 

しかし、先回りして配慮しすぎる、空気が読めるコウさんが

「リスクマネジメントやめた」結果の修羅場だったと思うので、

キスしまくるのも必要な事だったのであろう。

ハオハオ、よく頑張った! エライ!(だれ目線なのか)

 

 

「シーズン3」は、永久欠番

 

 

実家訪問の後、コウさんは秋倉さんを選ぶ。

 

休井さんと秋倉さんを比べた時、

休井さんは、若干、口下手でツンデレ気味だが、

秋倉さんはバーバル(言語)コミュニケーションが上手。

コウさんは頭の回転が早くて口が達者なので、

手紙で言葉を伝えられるよりも、その場で

分かりやすく伝えてくれる秋倉さんの方が、

相性がいいのだろう。

 

エピソード10のスタジオトークでは、

コウさんを祝福する為、初代と2代目のバチェラーが登場。

そう言えば、コウさんのキャッチフレーズって

「僕はバチェラーの友達」だったっけ。

「パイセン、キター!」と言う感じで良かったが、

異端児のシーズン3は呼ばれていなかったのが、面白い。

 

まぁシーズン3は、「週刊文春」に暴露記事を書かれましたし、

ファイナルローズを渡した相手を直ぐにふって、勝手にめぐみに連絡したし、

バチェラーなのに、庶民向けの「新婚さんいらっしゃい!」に出たらしいし、

色々な意味で異色なので、仕方ないですね。

噂によると、「バチェラー・ジャパン」のムック本が最近

発売されたが、そこにもシーズン3は参加していないらしいので、

永久欠番扱いなのかも知れない。

(追記 実際に購入しましたが、しんやカップルは、

インタビューなどなかったです)

 

 

私が「シーズン2」の感想を書いてない理由

 

 

「バチェラー・ジャパン」が好きだが、シーズン2についての

感想を書いていないのは、ただ単にその時に暇がなかった事と、

最後の3人の誰が選ばれても、そんなに違和感ないなと

思っていたからで、深い意味はない。

 

小柳津さんと言えば、私が印象に残っているのは、

何故か俳優業で、露出していた事。

ドラマ「半分、青い。」に乙女ゲーのイケメン役で出たり、

ドラマ「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」では、

お洒落な一軒家でルームシェアする男性役として出たりと

(ちなみに、坂東さんもルームメイト役で出演していた)

妙にフットワークが軽い人だなぁ〜、謎だなぁ〜と思っていた。

 

小柳津さんは「バチェラー」当時はamebaの社員だったので、

地上波以外では、2代目バチェラーとして、

abemaの恋愛リアリティショーにコメンテーターとして

出ていた姿も見た事がある。

 

しかし、小柳津さんが、abemaで通販番組の司会まで

やっていた(やらされていた?)のを見た時は、

「バチェラー(=完璧な独身男性)とは一体……」

と思ったものである。

ちなみに商品は、「二代目バチェラーのおすすめ

フカヒレたっぷり美容ラーメン」であった。

コラーゲンがたっぷりとれるんですね、きっと。

 

その後、小柳津さんは、abemaを辞めたらしいので、

「あの通販が嫌だったのかな……」と勝手に思っている。

久しぶりにお姿を拝見しましたが、お元気そうで良かったです。

 

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「二代目バチェラーのおすすめフカヒレたっぷり美容ラーメン」多分、今は売ってません